12月の勉強会開催されました。

12月の勉強会は「透析量モニター」についてでした。きちんと透析が出来ているか判断する指標にKT/V(透析量や溶質除去効率を示す指標)やRR(除去率)があります。当院で新しく導入した日機装社の透析用コンソールDCS-200siは、リアルタイムでKT/VやRRが測定できます。今回、DCS-20siで透析を行なっている患者さん14名分のKT/V、RRのデータ3ヶ月分を集計し比較してみました。実際にKT/Vのデータが悪かった患者さんの透析条件を変更することで(ダイアライザーのサイズアプ、QBをアップするなど)、KT/Vの改善が見られ、リアルタイムで患者さんに合った透析条件に変更できることが分かりました。これからも透析量のモニターを活用してより良い透析を提供していきたいと思います。

勉強会の資料は下図から参照できます。

2021年12月20日