夏、脳梗塞の季節です

 

FASTチェックで、もしもの時も素早く対処

FASTチェックとは、脳梗塞が疑われる症状を簡単に表す標語です。

これを覚えておくと、とっさのときの判断の助けになるのでおすすめです。

「F」……FACE(フェイス・顔) 顔面麻痺(顔の片側がさがる・ゆがみがある)
「A」……ARM(アーム・腕) 腕の麻痺(片腕に力が入らない)
「S」……SPEECH(スピーチ・話す) 言語障害(言葉が出てこない、ろれつがまわらない)
「T」……TIME(タイム・時間) 発症時間(いつからそうなったか)

 

たとえば、「右手が突然動かしづらくなったけど、数分でおさまった」といったケース、症状が突然あらわれたのでびっくりはしても、数分後には普段と同じように体を動かせたりすると、つい様子見をしようと考えがちです。ですが、このような一過性脳虚血発作の発症後、数ヶ月後に脳梗塞を発症する場合もあれば、数分後~数時間後に発症することもあります。また、脳梗塞は発症後の素早い対処が、その後の症状の緩和や機能回復に影響しますので、脳梗塞が疑われる症状が起こったらすぐに救急車を呼び、病院に搬送してもらいましょう。

また、栃木県から啓発ポスターが出ていますので、そちらもご覧頂ければと思います。

引用元:http://www.kenko-choju.tochigi.jp/contents/page.php?id=58

 

2019年07月30日